O脚からの脱却

私は以前から極度のO脚で、自分では真っ直ぐ膝を閉じて立っているつもりでも膝の間に握り拳が丸ごと入る程でした。
それによって周りの人からはガニ股だとからかわれてきましたが、あまり気にしていませんでした。
ですがある出来事があって以来、このO脚を治して真っ直ぐにしたいと思うようになりました。
私は学生時代バレーボールをしていて、自分達のチームのプレーをビデオで研究するという習慣がありました。
レギュラーメンバーでなかった私は、コートに自分が立っている姿を客観的に見ることがなく、他のレギュラーの選手のプレーを見ることが多かったのです。
しかしある日、自分と同じポジションの選手が怪我で休んだ際にやっと自分の出番が回ってきました。
当然、意気揚々とプレーし、内容も始めてにしては満足のいくものだったのですが…
その日の試合をチームのメンバーといつもの通りビデオ研究する際、客観的に見た自分の歩き方、スタイル、無骨さ、どれをとっても「カッコ悪い」と感じてしまったのです。
はっきり言って、プレーを見る余裕はありませんでした。
ただただ、私ってスタイル悪いなと、見た目が気になってしょうがありませんでした。
始めてまともに出た試合の感想がそれだなんて。
今でも残念でなりません。
でもそれが当時の私にとっての真実であり、十代の若者のリアルな感覚でした。
その日のからこのO脚を治したい、と思うようになりました。
そんな中、たまたま軽い捻挫をして通院していた接骨院の先生にその悩みを打ち明けたところ、「まだ若い内にやっていけば全然治るよ」と言うお話をいただき、その日からO脚との闘いの日が始まりました。
とは言うものの、10数年に渡って染み付いたスタイル、歩き方から何までを治すとなると、そう簡単なものではありません。
接骨院の先生が、骨を整えて「はい、終わり」というわけにはいきません。
毎日欠かさずトレーニングをする必要がありました。
寝る前に必ずボールを内股に挟んで押しつぶすように力を込める、これを1分5セット。
それ以外にも、内転筋という筋肉を鍛える本格的なマシントレーニングもしました。
歩き方自体も意識して強制しました。
半年程続けていく中で、押しつぶすボールも少しずつ小さいのに替えていきながら、いつしか膝の間には握り拳どころか指さえ入らない程真っ直ぐになりました。
その後に出た試合のビデオを見ても、あの時のようにスタイルを気にせずプレーを研究できました。
O脚が悪いとは思いませんが、思春期の私にとってカッコ良くありたいという気持ち、それは一つのモチベーションとなり、努力して何かを克服するという大きな経験が出来たのではないかなと思います。

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